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コンフィデンスマンJPの視聴率はなぜ低下したのか?【考察】

長澤まさみが主演のフジテレビドラマ「コンフィデンスマンJP」。

初回視聴率は9.4%。
第二回の視聴率は7.7%となりました。

そう、視聴率が1.7ポイントも下がったんですね。

例えば火曜日9時のフジテレビドラマ「シグナル」は初回9.7%に対し2回目は8.4%でした。

例えば水曜22時の日本テレビドラマ「正義のセ」は、前評判が悪かったものの、初回11.0%で2回目は9.9%でした。

そう考えると、やっぱり調子が悪い気がします。

脚本は古沢良太、海外版の作品も制作が決定しているコンフィデンスマンJP

とはいえ、7.7ポイントというのは、頑張っている方だと思われるかもしれません。

しかし、コンフィデンスマンJPの脚本は「古沢良太」です。
この監督はリーガルハイや寄生獣、ALWAYS三丁目などの脚本家で、日本ではとても人気の脚本家です。

さらに「JP」とタイトルにありますが、これは韓国版の「KR」、中国版の「CN」の政策も決定しているから。

そうした大規模な作品なのに、そして、面白いはずの脚本家のはずなのに、なぜ視聴率は下がってしまったのでしょう?

コンフィデンスマンJPの視聴率低下の理由とは?

  1. 悪役に同情してしまう部分がある
  2. 海外展開も考えているから
  3. 勢いがバカらしくて、雑っぽい

悪役に同情してしまう部分がある

このドラマには「ボクちゃん」というキャラクターが出てきます。
このボクちゃんは、悪役の意見に同感したりして、優しさがあるキャラクターです。

そんなボクちゃんはターゲットの気持ちに「同感」してしまいます。
そしてその「同感」は見ている側にも出てきます。

「なんだ、めっちゃいい人やん!」
悪役のことをそう思ったら最後、このドラマでは悪役が最後に一気に追い詰められますから、「そこまでしんでもえーやん!」ってなることもあるでしょう。

つまり、悪役がトコトン悪役じゃない。
トコトン悪役じゃないのに、詐欺師に騙し取られてお金を取られる。

もともと主人公側も詐欺師であり悪なわけですから、そうしたところが「スッキリしない」ので、視聴率が下がったというのはあるでしょう。

海外展開も考えているから

このドラマって、現実感とかじゃなくて痛快さがウリのエンターテイメントドラマです。

で、脚本を元に韓国・中国でも放送されますから、この「エンターテイメント性」も海外ウケも考えて作られているような気がします。

日本。
韓国。
中国。

こうした文化の違う国で放送するドラマという時点で中途半端なのかもしれません。

むしろ、最初は日本のヒットだけ。
日本でヒットしすぎたから海外でも展開しよう!

的な流れの方が、全体的に作品も良くなったのではないかな?と思います。

勢いがバカらしくて、雑っぽい

最近のトレンドなのか、テンポ感のあるドラマではあります。
が、テンポ感がありすぎて、ごちゃごちゃしていて、上手くまとまっておらず、なおかつノリもアホらしい。

しかも「見ている人も騙す」のがウリ。
これは日本人気質には合わない所だろうと思います。

日本人は「分かっている」方が好きです。

「あの子とあの子は本当は好き同士なのに・・・、キューンとしちゃう」のような、言うなら「逃げ恥」のようなドラマ。

「そこに行ったらゾンビがいるぞ!注意しろ~~!」的な映画。

こういう分かっていて突っ込みたくなるような作品の方が受けはいいですが、終始分からないからポカーンとしちゃう、そんなドラマです。

とはいえ、全体的には良く頑張ってくれていると思います。
「今後もっと視聴率が悪くなりそう」
という今回の意見が、いい意味で裏切られて、視聴率がガッとあがれば嬉しいです。

今後に期待です!